取るならこれ!Javaプログラマの使える資格

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Javaプログラマなら取得すべき資格

Javaプログラマなら取得すべき資格 昨今の日本は資格ブームで、半ば趣味といったものまでありますが、技術者にとっては自分の実力を客観的に捉えることが出来る一つの指標でもあります。Javaプログラマ向けには、旧サン・マイクロシステムズによるSJC-P(Sun Certified Java Programmer)及び、その後継としてOCJ-P(Oracle Certified Java Programmer)がありましたが、難易度が高く合格しづらかったのも事実です。そこでJava SE 7のリリースに伴い、認定資格体系を一新し、3段階のレベルを設定しています。

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認定資格体系の概要

新たな認定資格の中で、Bronzeは日本独自のものですが、Silver及びその上のGoldは国際資格として扱われます。今回はこれまでのOCJ-Pから範囲が広がり、一発合格は更に難しくなったため、SilverとGoldの2段階に認定資格が分けられました。その一方で日本にはIT初心者向けの資格ニーズが存在するため、Bronzeを設定することで、グローバルに通用するSilverへの足掛かりという位置づけを行っています。

Bronzeの対象者とレベル

Bronzeは新卒研修の修了程度というレベルであり、Javaを初めて学ぶ人が理解しておくべき基礎項目について出題されます。Javaの基本文法、すなわち変数宣言や制御文とオブジェクト指向プログラミングの基本を理解しているのかどうかを問われます。プログラミングの経験が無い、あるいは経験年数にして1年未満の場合には、このBronzeの取得によって基礎知識を整理しておくと良いでしょう。

Silverの対象者とレベル

次にSilverですが、Bronzeの取得は前提としていません。従ってプログラミング経験年数1年以上であれば、Silverから受験をしても問題ないと言えるでしょう。しかしSilverとてJavaの基本文法とオブジェクト指向プログラミングを理解しているかどうかを問う資格であり、プログラミングのために必要となる仕様について事細かな理解が試されます。従ってBronzeを足慣らしとして勉強しておく意味はあるのです。

Goldの対象者とレベル

さて3段階の最上位にあたるGoldともなれば、試されるのは設計から実装までの包括的な技術です。主にJava API群を利用したプログラミングを理解しているかどうか、という点が出題範囲です。しかし更に従来の資格には無かったデザインパターンも出題範囲に含まれますので、設計者の意図を理解した上で総合的かつ実践的にJavaを活用できるだけの実力が試されます。このGoldの受験には、Silverの認定を受けていることが前提となっていますが、これは従前よりも出題トピックが増えたことにより、各トピックについて受験者が十分に理解しているのかの判定が難しくなったためです。そしてもちろん、従来のSJC-PとOCJ-P取得者向けには、Upgrade to Java SE 7 Programmerという、Goldへの移行のための試験が用意されています。

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